【簡単5分】ワードプレスに構造化データをプラグインで導入する方法

SEO対策・アクセスアップ

Googleの検索結果で画像や星評価、価格などを見たことはありませんか?
あれは「構造化データSchema Markup」を設定することで表示される『リッチスニペット』と呼ばれるものです。

正しく設定しておくと、Googleの検索結果で目立ちやすくなり、クリック率(CTR)の向上にもつながります。

とはいえ、構造化データを手動で設定するのはかなり面倒。
そこで今回は、WordPressユーザー向けに「Schema」というプラグインを使って簡単に設定する方法を紹介します。

構造化データとは?SEOとの関係を簡単に解説

Googleなどの検索エンジンは、記事の「見た目」ではなく「意味」を理解して情報を整理しています。
例えば、検索エンジンにとっては「これはブログ記事なのか?商品紹介なのか?レシピなのか?」という区別がとても重要です。

そこで登場するのが、構造化データSchema Markupと呼ばれる仕組み。
記事やページの内容を「データ構造」として明示的に伝えるためのコードです。

  • この記事のタイトルはこれ
  • 著者は誰
  • 投稿日はいつ
  • 内容は何について

といったことがを、機械が理解できる形で記述します。
Googleは、この構造化データを基に、検索結果に…

  • 評価★
  • 画像
  • 価格
  • イベント情報

などを追加して、表示します。

こうした見せ方はリッチリザルトRich Resultと呼ばれ、クリック率(CTR)の向上にも直結します。

さらに、Googleの評価基準であるE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を高める効果もあります。
構造化データを正しく設定することで、検索エンジンが「誰が・どんな立場で・どんな情報を発信しているか」を正確に理解できるようになるからです。

つまり、構造化データはSEOの裏側を支える補助線のような存在。
読者が目にすることはありませんが、Googleに「正しく伝わるブログ」にするためには欠かせない要素なのです。

Schemaプラグインの導入手順【5分で完了】

構造化データの重要性が理解できても、実際に導入するのは困難です。
JSON-LD形式でマークアップするには専門的な知識が必要で、手動で設定するとなると膨大な手間がかかります。

しかし、WordPressワードプレスなら安心です!
無料のプラグイン「Schema」を使えば、構造化データを自動で生成でき、わずか5分程度でブログ全体に反映できます。

おおまかな導入手順は、こんな感じ。
  • STEP 1
    プラグインを追加する

    WordPress管理画面で「プラグイン → 新規追加」を開き、検索窓に「Schema」と入力します。
    表示されたプラグインを「インストール → 有効化」してください。
  • STEP 2
    初期設定ウィザードを起動

    管理画面の左メニューから「Schema → Settings」を開き、右上の「Quick Configuration Wizard」をクリック。
    画面下部の「Let’s Go!」を押して設定を開始します。
  • STEP 3
    サイトの種類を選択

    「Blog or Personal Website」や「Online Shop」などから、自分のサイトに合うタイプを選びます。
    個人ブログであれば「Blog or Personal Website」でOKです。
  • STEP 4
    個人 or 組織の選択

    「Person」を選択し、運営者の名前(WordPressの著者名でも可)を入力します。
  • STEP 5
    SNS情報の登録

    TwitterやInstagramなど、運営者の公式SNSアカウントを入力します。
    Googleはこれを「信頼性のシグナル」として参照することがあります。
  • STEP 6
    基本情報の設定

    • About Page:運営者紹介ページを選択
    • Contact Page:お問い合わせページを選択
    • Publisher Logo:サイトのロゴURLを入力(横600px以内推奨)
    • パンくずリスト・コメント・動画など、該当する項目にチェックを入れます。

  • STEP 7
    設定完了

    最後に「Finish」をクリックすると、自動的にJSON-LD形式の構造化データが出力されます。

構造化データが反映されたか確認しよう

構造化データを反映したら、それが正常に動いているか確認しましょう。

Googleの公式サイトにて、最新の仕様やテストツール、サポートしている構造化データの種類を確認できます。

Google 検索セントラル:構造化データのガイド

Googleが正式に推奨している方法やマークアップ形式がまとめられているため、このページをブックマークしておくと安心です。

構造化データで「検索結果に選ばれるブログ」へ

構造化データは、目に見える装飾ではありません。
しかし、検索結果での存在感を高めるための『裏設定』です。

Googleに「このページは何について書かれているのか」を正確に伝えることで、検索結果に画像や星評価などのリッチスニペットが表示され、クリック率(CTR)の向上に繋がります。

手動で設定するのは確かに手間ですが、WordPressなら「Schema」プラグインを使えば数分で完了します。
コードの知識がなくても、Googleが理解しやすい形で情報を整理できるのは大きなメリットです!

ぜひあなたのブログでも導入し、検索結果に選ばれるブログを目指してみてください。

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