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WEB制作 公開

記事更新日

2年3ヶ月ぶりに記事を書いて公開した所、記事自体のURLはクローラーによりクロール済みとなっていたが、3日程経ってもGoogleにインデックスされておらず、おかしいな?と思っていた。

新バージョンのGoogle Search Consoleで色々やってみた結果、すぐにインデックス(10分~30分くらい)で該当の記事がインデックスされたので、とりあえずやった対処を記録しておく。

同じようにGoogleに全然インデックスされないよ~><って方は試してみるといいかも。

前提条件

このブログの場合、復旧前の記事は全てインデックスされていたので、インデックスされていなかった記事は復旧後に書いた3記事のみ。

その3記事がインデックスされなかった事に、以下の要因があると考えられる。

  • 3~4ヶ月程サーバーがダウンしていた。
  • 復旧する際に、Themeを自作の物に変更。(内部構造が大幅に変更された)
  • 復旧前の記事数は100記事超だったが、復旧後は23記事に縮小して公開
  • PWAの導入

Google Search Console上での該当記事の状況は『クロール済み インデックス未登録』だった。

対処法

色々とやってみた結果、以下の様にすると10分~30分ほどでインデックスされた事を確認した。

search-console1

  1. Google Search Consoleにアクセス
  2. URLの検査でインデックスされていない記事のURLを入力
  3. 『公開URLをテスト』する
  4. 問題が無ければ『URL は Google に登録できます』と表示される
  5. ライブテストのタブのまま『インデックス登録をリクエスト』する。

ここで重要なのが、URLの検査直後のページの『インデックス登録をリクエスト』しても効果が無かった事。その状態でリクエストしても1日ほど様子を見たが、インデックスはされていなかった。

search-consoleの画像

『公開URLをテスト』して、結果ページ(ライブテストタブ)からの『インデックス登録をリクエスト』すると10分~30分くらいでインデックスされているのが確認できた。

どうしてそのような事になるのかはわからないが、まだ新しいバージョンという事もありバグがあるのだろう。

search-console3

検索表示の確認方法

以上の施策を実行してもGoogle Search Console上での表示は、『URL が Google に登録されていません。このページはインデックスに登録されていませんが、エラーではありません。インデックス未登録の理由については、下記の詳細情報をご覧ください。』と表示されているが、実際には検索エンジンにインデックスされており、検索結果にも表示される。

実は『対処法』で載せている画像は、既に検索結果に表示出来ている記事のURLでテストをしているので、Google Search Console上の表示不具合ではないかと思われる。

該当記事が検索エンジンに登録されているか確認する方法は何通りかある。

  1. google検索でsite演算子を使う。
  2. 記事のタイトル全文で検索してみる。

検索する際はGoogle chromeだとシークレットモード機能を使ったり、googleアカウントに紐付けていないブラウザ等で検証してみると信憑性があがる。

例として先日書いた『顔文字でアニメーションする軽量CSSライブラリ『XD.css(18KB)』をシークレットモードで検索してみると。

search-resultの画像

マニアックなキーワードなので検索順位2位に表示されている。ちなみに1位で表示されているはその記事のネタ元になったCSSライブラリの開発者さんが書いたQiitaのページです。

site:演算子を使用する場合は
site:調べたいURL
で検索すると、インデックス登録されていれば該当の記事が検索結果に表示される。

search-result2

インデックスされない主な要因一覧

今回このブログでの原因は特定できてないが、一般的にインデックスされない場合の主な原因は次にある。

思い当たる節があれば対処されてみるのをお奨めする。

品質の低いページ
よく言われている文章量が少ないページ、あれは実質的に意味を持たない。例えば『年齢計算』とかのオンラインツールを配置しているページ等では、文章が100文字程度の事はよくあるが、インデックスはされているし、文章が殆ど書いていなくても上位表示されている。
Googleが言う『品質の低いページ』とは、ページタイトル(記事タイトル)に関係の無い内容が記事の大半を占めていたり、adsense含め広告が多くユーザビリティを大きく損ねているページ、著作権を侵害しているページ(文章・画像などの無断転載)などだったりする。
noindexとか内部の問題
メタタグなどでnoindexの指定をうっかりしている。またWordPress等では『検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする』にチェックしてしまっている事がある。
URL正規化の指定の誤り
canonicalやURL正規化の設定、リダイレクトの設定が間違っていたりする。
Googleからペナルティを受けている
何らかの原因があり、スパムサイト判定や危険サイトと見なされている可能性がある。
Google Search Consoleの『セキュリティと手動による対策』から確認出来るので要確認と対処。
新規サイトの場合
公開してから間もないサイトでも、適切に各種検索エンジンへの対策が出来ていればコンテンツが存在していなくても(記事が無くても)公開日初日~1日以内でインデックスされる事は確認済み。
PWAを使っているが単一のURLでしか機能させていない
PWAを導入しているサイトでは、TOPページからURL遷移せずに各個別ページを表示させている場合、インデックスされないので対処が必要。

後述

時間が経てばインデックスされるやろ~。って放っておいたらいつまでもインデックスなかったり、その間にコピーコンテンツを公開されたり(無断転載)する危険性があるので、最近インデックスされるのが遅い現象に遭遇されている方は一度試してみてください。