Cocoon利用者は要注意！導入すると逆効果になるプラグイン一覧

WordPress（ワードプレス）でブログを始めると、どのプラグインを入れればいいか迷いません？
そこで「WordPress プラグイン おすすめ」と検索してみて、便利そうなものをとりあえず導入することもあると思います。

もし、あなたが「Cocoon」を使用してるなら、大半のプラグインは必要ありません。

Cocoonは無料テーマながら、ブログ運営に必要な機能が標準搭載されています。
そのため、おすすめとして紹介されているプラグインの多くは、Cocoonには不要なのです。

この記事では、Cocoonを愛用している僕が「他のブログではおすすめされてるけどCocoonでは不要なプラグイン」を紹介します。

Cocoonには必要ないプラグイン

Cocoonを使用している場合、ここに記載されているプラグインは全て不要です。

以下をクリックすると、各プラグインの紹介にスクロールできます。

All in One SEO Pack

Syed Balkhi

検索上位に表示させるための設定をまとめておこなえるプラグイン。

Autoptimize

Optimizing Matters

サイトの表示速度を速くするためのプラグイン。

Classic Editor

WordPress.org

昔のワードプレス編集画面を使えるようになるプラグイン。

LazyLoad Plugin

WP Media

画像や動画の読み込みを遅らせて、表示速度を速くするプラグイン。

Table of Contents Plus

Syed Balkhi

記事の目次を自動で作れるプラグイン。

Word Balloon

YAHMAN

会話のような吹き出しを簡単に表示できるプラグイン。

All in One SEO Pack

「All in One SEO Pack」は、検索上位に表示させるための設定をまとめておこなえるプラグインです。
記事タイトルや説明文（ディスクリプション）をGoogle向けに最適化したり、検索結果に表示されやすくする仕組みを整えたりできます。

簡単に設定できるため「検索で見つけてもらうための準備が整う」と感じやすいんですね。
ただし、Cocoonを使っているならこのプラグインは不要です。

Cocoonには、SEOに関する主要な機能が全て最初から入っています。
そのため、導入すると同じ設定が重なってしまい、不具合の原因になります。

今まで20個以上のサイトを運営してきたけど、1回も入れたことがないかな。
別に無くても検索順位の上位を取れるしね。

Autoptimize

「Autoptimize」は、サイトの表示速度を速くするためのプラグインです。
「CSS」や「JavaScript」などのファイルをまとめたり軽くしたりして、読み込みを最適化してくれます。

海外のテーマや、複数のプラグインを使っているサイトでは、Autoptimizeを使うとデータが整理され、表示速度が大きく改善するケースがあります。

ただし、Cocoonなら導入は不要です。
「Cocoon設定→高速化→縮小化」という欄にチェックを入れるだけで、同様の機能を反映できます。

Classic Editor

「Classic Editor」は、昔のワードプレス編集画面に戻せるプラグインです。
今は「ブロックエディター（Gutenberg）」という編集画面ですが、このプラグインを入れると以前のシンプルなエディターに戻せます。

「Classic Editor」に慣れていると、この「ブロックエディター（Gutenberg）」が本当に使いにくいんですよね。
そのうえ、操作性に慣れるまでの時間もかかるので、ブロックエディターが大嫌いな人も多いと思います。

そこで、Cocoonには「Classic Editor」に戻す機能が標準搭載されています。
「Cocoon設定→エディター→Gutenbergエディターを有効にする」にチェックを入れるだけで、元に戻せます。

余計なプラグインを増やさず、サイトを軽く保てる点でも、Cocoon標準の機能を使った方が安心です。

LazyLoad Plugin

「LazyLoad Plugin」は、画像や動画の読み込みを遅らせて、ページの表示速度を速くするためのプラグインです。
ページを開いたとき、画面の外にある画像はすぐには読み込まず、ユーザーがその位置までスクロールした時点で初めて表示する仕組みになっています。

画像が多いブログでは、LazyLoadを使うことで読み込み速度が改善され、Googleの表示速度スコア（PageSpeed Insights）も上がりやすくなります。

Cocoonの場合は「Cocoon設定→高速化→Lazy Loadを有効にする」にチェックを入れれば、この機能を実装できます。
外部のLazyLoadプラグインを入れてしまうと、Cocoonの機能と重複して、画像が二重で読み込まれたり、表示が崩れたりする不具合が出ることもあります。。

Table of Contents Plus

「Table of Contents Plus」は、記事に自動で「目次」を作ってくれるプラグインです。

記事内の見出し（hタグ）を読み取って、目次化してくれます。
また、目次をクリックすると該当の見出しにジャンプできるので、長い記事でも読みやすくなるのが特徴です。

自作や海外のテーマなら必要なこともあるプラグインですが、Cocoonには必要ありません。

目次の「ON・OFF」がある他、どのページに表示するか指定できます。
他にも多数の項目をいじれるため、標準搭載の機能で十分です。

Word Balloon

「Word Balloon」は、会話のような吹き出しを簡単に記事内へ表示できるプラグインです。

セリフにキャラクターを添えて読者に話しかけるような、こんな感じの吹き出しが作れます！

吹き出しがおすすめされてる理由は、文章に親しみ感が出るからです。
特に雑記ブログや解説記事では「質問者と回答者の会話形式」で文章が柔らかくなり、最後まで読まれやすくなります。

Cocoonだと「Cocoon設定→吹き出し」で、色々な吹き出しを作れます。
「名前・吹き出しの形・アイコン・アイコンの枠・アイコンの位置」など細かく設定できるため、困ることがありません。

また、エディター画面にて反映されるように整備されているため、記事に反映するのもスムーズにおこなえます！

Cocoonなら必要最低限のプラグインで十分

「おすすめプラグイン」として紹介されてるプラグインも、Cocoonには不要なケースが多いです。
それくらい、Cocoonは優秀なテーマなのです。

むやみにプラグインを増やすと、サイトの表示が遅くなったり、デザインが崩れたり、最悪の場合はエラーの原因にもなります。
Cocoonを使っているなら、まずはテーマ内の機能をしっかり活用することが大切です。

なお、僕自身もCocoonを長く愛用しており、そのなかで「入れておいて良かったプラグイン」があります。

そのプラグインを以下の記事で紹介しているので、Cocoonを愛用されているならご覧ください。